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日本茶の店 清水茶寮からのお便り

店主の徒然日記、ハーブ園から、森林から便りが届きます・・・

東白川村の白川茶

特別栽培の白川茶
朝、仏壇に一枝の白梅。我が家の小さな梅の木が、花を咲かせ始めた。
丸くて可愛い。優しい白色。
花屋さんに、春の訪れを知らせる「沈丁花」の鉢植えが並んでいた。
春の匂いが少しづつ、少しづつ、届き始めている。

知り合いのギャラリーのオーナーから、一枚の美しい茶畑の葉書が届いた。
「東白川村の白川茶 喫茶展」 清流の朝霧が育てた希少なお茶

と書いてある。よく「白川茶」とご縁があったな・・・と正直少々驚いた。
白川茶は岐阜県の歴史ある銘茶だが、身近な人から「白川茶」を飲んでいる、
と聞いたことがない。以前、在来種の白川茶があることを知り、注文をしよと
思いつつ、そのままになっていたことを思い出した。今回のギャラリーに、
在来種のお茶が置いてあることを半分期待しながら伺った。

入口の扉までぎゅうぎゅうに詰まった人、人。
混み合ったギャラリーに面食らった。?「え?白川茶ってそんなに人気があ
ったのか・・・」。人の中からオーナーを見つけて、その盛況ぶりについて問
えば、「それがね、先週たまたま日本茶インストラクター協会で何かあったの
かな?今週ここで白川茶のイベントがあるよって、中で広めてくれたのよ。」
・・・なるほど。

賑わいを喜びつつ、早々に退散しようと、お目当ての「在来種」の取り扱い
について問えば、なんと売り切れた、とのこと。
一層驚いた。インストラクターの方々が、「在来種が面白い」と言って買って
行かれたとのこと。昨年の、消費者も参加出来る、「日本茶AWARD」という
日本茶の品評会に行った際に、 委凋されたお茶の多さに驚いたが、変れば
変るものだ。当店で扱っている小柳さんのお茶の特徴は‟ 委凋”にあるが、
一代目の小柳さんが活躍されていた頃は、この‟委凋”の良さがなかなか理解
されずにご苦労された。「在来種」にあっては、減少の一途を辿って止まない現
状であるが、全国にいらっしゃるインストラクターの方が「在来種」にご興味を
持たれたら、何か変わるかもしれない。美味しいと思われた「在来種」は、是非
その発信力で広めて頂きたい。日本は各地に個性が楽しめる美味しいお茶が
ある、といった観光の楽しみが出来る程に、お茶の国になったらいいなぁ・・・。

在来種のお茶の在庫が売り切れて、半分がっかりして帰ろうかと思ったところで、
東白川村の役場の産業振興課の主査の方とお話しが出来た。在来種の茶樹が
一株ごとに石垣から伸びている写真を見せて頂き感激。量産させることなく、茶樹
のぺースで成長させている様子がいい。もちろん無農薬だが、有機肥料を施して
いるとのことなので、せっかっくなので無肥料にしたらいかがだろうかと、素人の
お茶好きの希望をお伝えした。肥料によってお茶は味が随分と変ってしまうので。

主査さんはもともと大の珈琲好きで、その時のこだわりが大いに役立って、今で
はすっかり、仕事だけでなく日本茶を楽しむ生活になっているとのこと。「白川茶」
をまずは地元の人に愛飲してもらおうと努めているお話しを伺えてよかった。
地元の人にまず、大事にすべき価値のあることを知って頂くことは、大事。大事。
もちろん、今回の東京での反響をとても喜んでおられたので、今後のご活躍を
とても楽しみにしています。










  1. 2017/01/26(木) 00:31:53|
  2. 店主の日記

お店の紹介

せいすいさりょう

Author:せいすいさりょう


清水茶寮(せいすいさりょう)では、
無農薬・無肥料の、昔ながらの製法のお茶をはじめ、品種のもつ個性を活かして作られた煎茶、挽きたての抹茶、有機農法(バイオダイナミック農法)によるハーブなどをご用意して、日本のお茶の美味しさをご紹介しております。
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