FC2ブログ

日本茶の店 清水茶寮からのお便り

店主の徒然日記、ハーブ園から、森林から便りが届きます・・・

忙しい日常から、一息ついたら

茶室
常々、もっとお茶を美味しく味わえるようになりたい、と、それが大
事と思っております。

さて、先日の茶道のお稽古に、繁忙期が終わり少し一息ついたので、
お稽古に参加したいと、予定があって2,3時間しかいられないので
すが、とメールを下さり、当日は時間通りにおいで下さった方あり。
半年以上ぶりの連絡。
お稽古に参加されるのはこれが2回目の方です。
よくぞ敷居が高いと思うことなくおいで下さったと、嬉しいことでし
た。

忙しく働いて、やれやれ一息つける、となった時に、茶室に足を運ん
で、気楽な気持ちで一服のお茶を楽しむ。
静寂な室にはちょっとした緊張がありますが、靴下をあらため、手を
すすいで、畳に座ってなんとなく他人のお点前を見ているうちにその
雰囲気に溶け込んでくるもので、時間を気にする感覚もゆるみ、時々、
障子越しの陽射しの影の移ろいに、時間が経っていくことを、遠いと
ころを見るように目で感じながら、和やかな時を味わえるように思っ
ております。

和やかな時を味わって、穏やかになった心で忙しい日常にもどって、
またがんっばて下さい、とお稽古に集まる皆様に、心の中でエール
を送っています。
このお稽古場は、お許しを取っていくことを主とせず、お茶を美味し
く味わえるような場所にと用意しております。
ぽつり、とお出かけ下さい。




  1. 2011/09/21(水) 18:05:26|
  2. 店主の日記

バジルペーストの予約始めました

バジルペーストの注文予約始めました
先日、うみ風ハーブ園から<バジルペースト>の試作が届き、
塩加減だの葉の大きさなどの感想をお伝えし、後は尚美さんにお任せ
です。さて、今年はどんなバジルペーストが届きますでしょうか。
容三さんが残してくれたレシピで、尚美さんが初挑戦されます。
風味のよいペーストができることと、私も楽しみです。

試作のバジルペーストで、パンに白身魚をのせ、その上にペースト
を塗っていただきました。美味しいこと請け合い。お試し下さい。
それだけでも美味しくいただけますが、更には、
生のミントの葉を1枚でよいから、はさめば爽やかに美味しいサンド、
魚に“すだち”をたっぷりかけてからペーストをのせるのも、おす
すめ、とても美味しかったです。

色々に楽しめるペーストです。
すべてが手作業の優しい緑色の一瓶。贈り物にも喜ばれます。

1年間の賞味期間があり、毎年早々に品切れとなる品ですが、手仕事
の商品の為、大目を見越しての発注をさけたく、出来るだけ事前にご
予約いただけますと、その分多く発注できます。
ご予約をお待ちしております。

第一便の予約期間は、9/18(日)~ 9/30(金)
発送予定日は、10月中旬 入荷次第、順次発送させていただきます。

ご予約はこちらからお願いします


  1. 2011/09/18(日) 14:44:24|
  2. 店主の日記

好きを仕事に

昨日、9月9日のお茶会のことを書きましたが、そのお茶会に参加さ
れた方から「私は、もちろん重陽の節句のお話も面白かったのですが、
好きを仕事に、のお話がとても面白かったので、そのこともブログに
載せられたら如何でしょうか。…余計なことでしたらすみません。」
とメールを頂戴しました。

この日のお茶会の終わり頃、「先生みたいに、好きを仕事に出来るっ
ていいですよね。」という話になった。

中学時代のある出来事をお話をして、なので私の場合の好きを仕事に、
のお話はできないのですが、と前置きをし、

「世界一わかりやすい英単語の授業」という英単語の本があるのです
が、著者の関先生がはじめに、のところで、
サラダの「ドレッシング dressing」という単語は、dressnに‐ihgを
付けただけだと、動詞dress「ドレスを着せる」→「飾る」→「サラダ
を飾る」(ドレッシングをかける)という意味だと書かれ、日本人は
何も考えず「ドレッシング」と言っているけれど英語を使う人たちは
サラダに「ドレスで飾る」という気持ちで「dressing」を使っている。

これこそが、単語の力で、英単語はネイティブの人たちが、この世界
をどう見ているのか、という心の窓になる、その窓から英語の聖域を
体感してもらいたくて、15年間、土曜日も日曜日もお正月もお盆も毎
日授業してきた経験をフルにいかして、まじめに単語の本を書いたら
こうなりました、といったことが書かれていて、

私はこれを読んだ時、“ドレッシング”の話に心が躍り、英単語がと
ても新鮮で綺麗なものに思われ、久しぶりに勉強しようかな、という
気にさせられたこと、好きを仕事にするって、こういうことでありた
いと思ったと、お話致しました。

もしかしたら、中学時代の話の方が面白かったのかもしれませんが…
好きだからこそ努力できて、その先に他の誰かの世界も広げられるっ
て羨ましいことと、そんなことが出来たらと、あこがれる思いです。






  1. 2011/09/14(水) 01:19:27|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

菊の露

菊の露
願いどおりになかなかことは運ばないし、思いがけない荷を背負うこと
にもなったり。屋上の椅子に座り込み、十五夜と、祭りが終わり静かに
なった町の匂いと夜風と、一斉になく虫の音に身を任せていたら、すっ
かり何かをする気力がなくなってしまいました。
「やれやれ。今日はもう、お茶もいらないな」。
…夏の疲れか、何とは無しにぼおっと数時間過ごしてしまいました。

さて写真は、9月9日の重陽の節句に開いた、小さな茶会でご用意した
「菊の露」と銘のついた生菓子です。
会は1時間で、というお約束でしたのでお茶はお菓子に合わせた2種類。

中国の長寿を願う9月9日の「重陽の節句」と、平安の日本ではその影
響をうけて、重陽の節句の前夜に、菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜
露をしみこませたもので、宮中の方々が身を撫でた習わしがあり、それ
は枕草子なんかにも書かれています、といったお話を致しました。

「日本茶っておもしろいんですね。今までただなんてことなく飲むもの
で、なんていうのか、テーマみたいなものに合わせてお菓子食べたり、
お茶を用意したりってありなんだぁって、すごい新鮮でした。」

十年以上、毎月テーマに合わせたお茶会を開いている私には、帰り際の
若い女性のこの感想は新鮮でした。

昨日の茶道のお稽古には、一度参加してみたい、とおっしゃる方が3名
様加わりました。
「茶道って、よくおもてなしの心ってきくんですけど、1つ、1つにち
ゃんと意味があるんですね。なんかすごい、知れてよかったです。」

帰り際の若い女性の、とびきりの笑顔での感想。これもまた新鮮でした。

当たり前に身近にある日本茶ですが、新鮮な出会いとなることもありま
す。日本のお茶もいいな、と思っていただける場面をこれからも丁寧に
ご用意せねばな、と私としては思わせていただいた日となりました。



  1. 2011/09/12(月) 23:46:55|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

作りはじめます! バジルペースト

新盆を送ったうみ風ハーブ園から、9月の便りが届いております。

好評のバジルペースト作りがそろそろ始まるようですので、今年もどう
ぞ楽しみにお待ち下さい。
このバジルペーストは保存料が入っておりませんので、どの程度の期
間風味が保てるのか、いくつか試しています。

★一年近く冷凍しているもの……もう暫くそのままにしておきます。
★冷凍庫で半年間保管してから解凍したもの
              ……風味変らず美味しく頂けました。
★冷蔵庫で半年間保管したもの……風味変らず美味しく頂けました。
★冷蔵庫で保管しながら、瓶を開けて食べ始めて3ヶ月間のもの
              ……風味変らず美味しく頂いています。
但し、瓶を開けたり閉めたりしながら3ヶ月という食べ方は、中のペー
ストは一度ですくい取る。何度もスプーンを出し入れしない。
ペーストの表面にはサランラップをかけて、空気になるべく触れないよ
うにする、というちょっとした気遣いをしております。

知らないうちに実験台にさせられていた!と思われる方もいらっしゃる
かしら…、小腹が空くかな、という時間帯に我が家へ来て下さるお客様
へのご用意に、ジャガイモとツナのサラダを作っておくことがあります。
「お腹すいてませんか?」と聞くと「大丈夫です」とお応えになる方が
多いので、「バジルペーストでパンを召し上がりますか」とお聞きする
と「はい」っと大抵はお応え下さいます。

軽くトーストしたパンとバジルペーストとツナポテトのサラダ皿をお出
しして、好きにのせて食べて頂くようにしていますが、手軽で好評。

私はマヨネーズがあまり得意ではないので、軽くマッシュしたじゃがい
もとツナとたまねぎのみじん切りに、ヨーグルトでのばしたマヨネーズ
と擦ったレモンの皮をたっぷりと混ぜます。
時々は、ローズマリーの葉を細かく刻んで加えます。
(ローズマリーの鉢を買っておくと便利です)
シンプルなマヨネーズに少々パプリカを振りかけたものも好評でした。

容三さんが残したレシピを便りに、今年初めて尚美さんがペースト作り
に挑戦します。どうぞ仕上がりを楽しみに、出来上がりましたらバジル
ペースト&ツナポテトのおやつ、お試し下さいませ。


           
  1. 2011/09/07(水) 23:11:18|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

伊勢のお茶 気仙のお茶

昔馴染み>の里は三重県多気郡大台町。(旧宮川村)
台風12号により猛烈な雨が降り注ぎましたが、茶畑を管理下さるその周
辺の方々に大きな被害はなかったとのことでした。
平成16年の台風の際には豪雨で土石流が発生し、甚大な被害をもたら
した過去があるだけに、お客様からも安否のメールを頂戴致しました。
関係者の方々には安堵致しましたが、和歌山、奈良では大きな被害が
出ており、一刻も早い援助の支える力が働きますよう願います。

さて、秋が少しずつ深まり、お茶が一層美味しくなる季節を迎えます。
今年は岩手県気仙地方の<気仙茶>を多くの方に飲んで頂きたく、
岩手県の焙茶工房しゃおしゃんさんにお願いをして、そのお茶を譲って
頂きました。2009年に陸前高田市で仕上がったお茶を、しゃおしゃんの
前田さんが火入れをして再仕上げしたものです。

江戸時代から伝わるという、伊勢参りもその一ルートと聞く、気仙地方
のお茶の伝播の歴史に興味が沸きますし、お茶の木は亜熱帯原産の植
物と思うと、寒冷地で、商業ベースにはならない程の、自家用が主の気
仙茶を、今でも飲むことができる、ということは貴重なことと思ってお
ります。

陸前高田の気仙茶は、今年お茶づくりが出来なかったそうですが、地元
の人は来年は地元のお茶が飲めるように、と望んでいらっしゃることと
思います。地元を越え、少しでも多くの方が望むお茶となれば、それが
再スタートの力になります。
どうぞ一度貴重なお茶を味わってみて下さい。そして、周りの方々にも
飲んでみていただける機会へと、つないで下されば有り難いこととお願
い申し上げます。

・伊勢のお茶のご紹介はこちら<昔馴染み
・気仙のお茶のご紹介はこちら<気仙茶 火入れ


  1. 2011/09/07(水) 00:23:56|
  2. 店主の日記

新盆によせて

送り火
9月に入りましたね。
朝晩の涼しさ・吹く風・空の雲など 夏の終わりを告げています。

8月のお盆は 容三さんの新盆という事もあり、たくさんの方がお参りに
来て下さいました。
この地域では部落の方が新盆の家をまわり、おしゃべりをしていきます。
そして、踊り隊の方が各家まできて、盆踊りをしてくれます。
(あいにく、雨が降り、今年は公民館になりましたが…。)

お盆は亡くなった方の魂が家に帰ってきます。
13日は迎え火をして待ち、15日は送り火をして無事に魂が天にのぼって
行けるよう願います。
そして次の日の朝、ほうきで部屋を掃いて、天に行く時食べ物に困らな
いよう、お供え物を藁で作った船に乗せて川に流します。
船のお供物

私はお盆には 容三さんが帰ってきてくれるということが 楽しみでした!
そして この日向での昔ながらの風習が とても感慨深かったです。

容三さんが 他界して 半年が経ちました。
当初は本当に先が見えてなく不安や悲しみを抱えていたと
今、思い出せます。

半年後の自分はこの部落での暮らし、ハーブ作りを楽しんで日々過ごして
います!いろいろな事を容三さんが教えてくれていて守っていてくれてい
ることを 感じます。

ハーブ園は バジルが大きくなってきました!
そろそろ バジルペースト作りが始まります (^-^)尚美
容三さんの新盆

  1. 2011/09/02(金) 22:24:07|
  2. うみ風からの便り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

手作りのお菓子とパンとエールを抱えて

夜桜
「突然ですが、明日の5時か5時半に最寄の目黒駅まで来ていただけま
せんでしょうか?」

度胸がよければ役者さんにでも向いてそうな、おしゃべりが愉快なお客様
から久しぶりにお電話が入った。東京に来ている、と言う。
料理教室<ABCクッキングスタジオ>で綺麗な和菓子を作ったので、よろ
しければもらって頂きたい、とのことで、いそいそと出かけて参りました。

「あらあら本当に綺麗。」
夜桜をイメージした菓子であれば、金粉は篝火か。黒漆の器に載せると
一層、雰囲気がよい。水面に散った花びらと春の陽射しならば、この季
節はガラスの器で楽しもうか。
この素敵なお菓子を6個も頂戴した上、今日はこのパンを作ってきました
セーグル・ォ・フィグ
と、これまた2個もお分け下さり、家族でパンを話題に美味しく頂戴した。

“作ってみたので”とわざわざ最寄り駅までお持ち下さり、「お茶業界も
大変でしょうけど、地道にガンバッテ下さいね」、と励まして下さり、温
かい元気も頂戴した。

チケット制で好きなものを選んで作れる、といったこうしたお料理教室を
利用して、2時間程手ほどきを受けながら手土産を作る。
これもまたいいかもしれません。
皆様も手作りのパンなど抱えて誰かに会いに行く、いかがでしょうか。


  1. 2011/09/02(金) 19:08:44|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

お店の紹介

せいすいさりょう

Author:せいすいさりょう


清水茶寮(せいすいさりょう)では、
無農薬・無肥料の、昔ながらの製法のお茶をはじめ、品種のもつ個性を活かして作られた煎茶、挽きたての抹茶、有機農法(バイオダイナミック農法)によるハーブなどをご用意して、日本のお茶の美味しさをご紹介しております。
通信販売・お茶会についてはこちら

最新記事

最新コメント

カテゴリ

未分類 (0)
店主の日記 (163)
うみ風からの便り (53)
山からの便り (30)
お知らせ (3)

月別アーカイブ

トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR